震度10とウツボの夢

ドリーム・レッスン

震度10とウツボの夢

テレビでニュースでもやっているかのように地図がでてきてまずモルディブがうつります。
そのあと画面がひいたかんじで左の横に大陸がでてきます。
そして、モルディブのところに数字の8、エチオピアのところに数字の10が書いてありました。
震度はこうなってますみたいなかんじでした。

そのあと、いきなり海の中にいます。
そして水中から上の方をみるとキラキラして、とてもきれいでした。
息は全く苦しくありません。

上の方をぼぉっと見てると、目の前にエメラルドブルー(こんな色があるか知りませんが…)の
ウツボが上の方に向かって泳いでいました。
エメラルドブルーがキラキラしてて、その色をベースに体の方は七色になっていました。
とってもきれいでした。

すると、どこからともなく誰がいるでもないのですが、針と思ったんですが、
長さは50センチくらい あったかもしれません。
ウツボに刺したように見えました。

そして、この中から取り出すもので、天災や災いから逃れることができると
夢の中の私は理解しました。
別に何かが刺さってウツボがもがくとゆう訳でもありませんでした。
 
そして目が覚めました。

と、ゆう夢でした。


自分なりに調べて解釈してみました。
 ・ 地震は、突然の日常の変化
 ・ 数字の8は、宇宙の意識 10は、経験をともなう新たな始まり…より高度な理解
 ・ うつぼは、矢を入れる腰から下げる入れ物かなと…
 ・ 七色は、虹としてみたら、次のステップへの導き 
で、次のステップへ進めるまで近づいているのか…でも、うつぼの中味がない…。
矢がないのかなと思いまして。

 ・ 強い願望、ゴールに向けたエネルギー、すばやく簡単に達成するための最短コース
と書かれてありました。
素晴らしい導きがぶら下がってるのに、中味がない…矢が大事なんですね。

天災や災いなどとありましたが、もっと強く祈ることが大事なんですかね…
瞑想が足りないってことかな。 どうでしょうか?


返事が大変遅れました。
地震の夢って驚きますよね。予知夢と考えたくなりますが、Kさんが調べられた通り、
まずは自分自身の変化に関するメッセージではないかと考えるのが基本です。
よくキーワードを押えてあります。
エネルギーに関する大きな変化への準備をアドバイスされたと私も考えます。

もう一つ押さえたいのは、場面が海の中に変化したことです。
海は水=無意識の世界です。
その中が美しくて楽しげに泳いでいるので、無意識を浄化する試みも上手く行っているのでしょう。
日ごろ、瞑想や祈りなど、建設的な事をされているのではないでしょうか。

さて、「ウツボ」のことですが、空っぽで、「矢」がなくて、「七色」という事から、
私は「クンダリーニ」の上がっていく「筒」を思い出しました。
「7つの節のある竹」という形で夢に出てきた人もいます。

尾てい骨に眠るクンダリーニが目覚めて頭頂を目指す通り道の事です。
この、蛇に例えられる生命エネルギーが昇って行く時、
浄化のエネルギーでカルマを清算するような事象があることもあります。

Kさんの場合、これまで通り感謝の祈りを忘れずに日々を過ごせば、
もうすぐ魂の本来の目的に近づけるよ
―そんな素敵なアドバイスの夢だと思いました。



★★★ ★★★ ★★★ ★★★ ★★★ ★★★ ★★★ ★★★
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by yumemiryoku | 2012-06-05 20:54 | 震度10とウツボの夢

第6話 マンダラの夢

 「マンダラの夢」というのはユングが提唱し始めたものです。

私たち日本人は密教寺院に行くと、
金剛界曼荼羅や胎蔵界曼荼羅というものを拝見することができます。
これとユングのいうマンダラとはルーツは同じです。
  
 ユングは自分自身が精神的に不安に陥ったとき、
「円」を基調とした図を描くと心が落ち着いた経験を持っていました。
そして、自分の患者が心理的危機に陥ったり、
また、そこから立ち直る時に、
同じような夢を見ることに注目しました。

 その後、ユングはチベット仏教に出会い、
そこで「円」と「四角」を基調とした構成の曼荼羅があることを
知りました。
 そこで、そのようなシンボルを持つ夢を心理学的に
「マンダラの夢」と名付けました。

マンダラの夢は、人の心のバランスが崩れかかるとき、
あるいはそれが一つにまとまりかける時に立ち現れます。
心の危機を解消し、治癒する力を持っています。


そこまで危機状態になくても、変化や転換期に、
または大いなる癒しとして現れるのではないかと思っています。


曼荼羅は宇宙を描いたもの

曼荼羅図は宇宙という多次元の世界を平面に写そうとした時、
先人たちが、円や四角という幾何模様を使って、
あるいは仏や菩薩という擬人化したものを使って
表現しようとしたものです。
苦心の賜物です。

仏とか菩薩というと、日本人にはなじみがありすぎて、
「ああ、あれね。」で終わってしまいがちです。
あるいは「有難いもの。」で済ませてしまうかも知れません。
それでは先人たちが伝えたかった真意が見えてきません。
もったいないですよね。

「システム・オブ・ユニバース」(宇宙の仕組み)。
これがマンダラを理解するのにぴったりです。

 マンダラの夢とは「宇宙の夢」でもあるわけです。

さて、山崎さんの夢に戻りましょう。

「宇宙のど真ん中のヘビ」はまさにマンダラの夢です。
この夢は彼女をどこに向かわせようとしているのでしょうか。
あるいは、彼女を癒し、変化をもたらそうとしているのでしょうか。

このような根源的な夢に対しては、解釈を急ぐ必要はありません。
調べ物をしたり、連想をしたりして遊ぶことから始めて、
ゆっくりゆっくりと進む事になります。
それこそ十年後にやっとわかる事かも知れません。

 
 この夢を見たころから、山崎さんは何をやりたいのか、
具体的なものが見えてくるようになりました。
将来について、定年が近いご主人との会話も増えました。

漠然と見ていた将来の夢に、
田舎で二人で畑をしたいというものがありました。

ある日、ご主人の出張先で、手入れしていない空き地を見つけて、
草取りをし始めました。
花を植え、野菜を植え、いつのまにか、小さな畑ができました。
週末になると、きゅうりやトマトの成長を楽しみにする二人の姿がありました。
こうして、知らない間に、人生を再び歩み出していました。


新たな課題へ


一連の成果が上がると、次の課題が出て来ました。

山崎さんの「何をしたらいいのかわからない」という悩みは
「これでいいのかしら」に変わって来ました。
そして、畑だけではなく、「もっと何かしなくてはいけない」
という思いが残りました。

このような思いを無視してはいけません。
過去生から持ち越した魂のカルマから来る思い癖なのか、
あるいは子供のころのトラウマ(心の傷)なのか。
あるいは魂の、人生の目的に向かわせようとする「聖なる悩み」の
可能性もあります。

 その課題があきらかになっって来たのは、九月でした。
 山崎さんの所属していた夢セミナーは七月に終了しました。
そこで、私は平行して行っていた御堂のセミナーに誘いました。
それが九月。
九回目のセミナーの時でした。

複合したトラウマ

御堂に着くと、山崎さんは緑あふれる御堂のたたずまいに
すっかり感動したようすでした。
不動明王のすぐ前で、セミナーは始まりました。
一段落したときです。

唐突に「天上天下唯我独尊とはどういう意味ですか。」と
山崎さんが尋ねました。

 一瞬、シーンとなってしまいました。
もちろんわたしは、辞書以上の意味は知りません。
質問の真意を図りかねて、「自分で考えてください。」と答えました。

 ところが、山崎さんはこれですっかり落ち込んでしまったそうです。
後日、二人だけで話し合いました。

ルナ あの言葉の意味が分からなくて、落ち込んだのではなく、
    質問して答えてもらえなかったことに対して傷ついたのですね。
    「答えてもらえないのは、嫌われているから」と言う思い癖が
    あるのではないですか。

    幼い頃って、「なぜ、なぜ。」と質問する時期が誰にでもありますよね。
    そんなとき、親が忙しくてかまってもらえなくて、
    不機嫌に答えられた記憶などがあるのかも知れませんね。
    どうですか。
    少し振り返ってみて下さい。

山崎 そういえば誰にでも聞く癖があります。

ルナ 話を戻しますが、「天上天下唯我独尊」の真意を、
    私のようなものが知るはずはありません。

    ただ、夢日記をつけていくと、登場人物も、家も車も、
    何もかもが自分自身だと深いところで気づく時が来ます。

    夢の中でも現実でも、自分がすべてを作り出しているのではないかと、
    考え始める時が来るのです。
    そのことが、「唯我独尊」に近いかも知れません。

    もちろん、このような境地を体験するには私の人生経験が浅すぎます。
    が、この真意を求めようとする心が大切なんだろうなと思っています。


どうせ信じてもらえない

山崎さんは、夢日記をつけ始めたとたん、
このように不思議な夢や、不思議な体験が始まったのですが、
家族には何も話さないでいます。

その理由を尋ねると、「どうせ信じてもらえない。」という事だそうです。
まだ一言も話していないのに、
すでに拒絶されたイメージを持っているのです。

これは、子どもの頃のトラウマに加えて、
過去生からのトラウマも考えてみる必要があります。

 過去生で厳しい修行をして、その時、瞑想で得た神秘体験を
周りの人たちに受け入れられず、苦しんでいる姿が見え隠れします。
それが、今でも思い癖となり、現世を歩む足かせに
なっているようにも思われます。

「自分で考えて下さい。」という言葉に対する強い反応から、
直面して考えていくテーマが具体的に見えてきました。

心を苦しめる思い込みのパターンが分かった

 質問をして答えてもらえないと、拒否されたように思ってしまうパターン。
 話をしてもどうせ受け入れてもらえないと、思い込むパターン。

 山崎さんの心を苦しめるものの姿が見え始めました。

まずは、これは単なる夢や瞑想で見た話なのだから、
「不思議なんだけど、ちょっと聞いてくれる?」
と話すことから始めるのが一番だと思われます。

所詮、夢なのですから、これを信じてもらったり、
説得して理解してもらうような事ではないのです。

この人生に与えられたテーマ

「表現すること」、これが本人に繰り返し与えられているテーマです。

 夢日記も解釈をあせらず、イラストを描いたり色を塗ったりして、
楽しむ事から始めるといいのです。

そういう意味でもこの「宇宙の中心のヘビ」は山崎さんに変容を求め、
その間、心理的バランスがとれるようにサポートしてくれているのかも
知れません。
山崎さんはこれまでの心の傷を癒す旅が始まるのでしょう。

彼女が見た「始まりの夢」を思い出すと、
最初に選んだ「下の厳しい道」とは、心の傷を再体験して、自覚して、
癒していくという精神的に厳しい道でした。




e0184648_21432524.jpg

孔雀明王曼荼羅
綾杉 るな
パッチワーク・キルト



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by yumemiryoku | 2009-12-08 21:49 | 6話 マンダラの夢

第5話 蛇ってなあに?

 世界中のヘビの話を集めました。 

 ヘビは沖さんの夢にも、福島さんの夢にも出て来ました。
もちろん私の夢にも出てきます。
そこで、世界中のヘビのシンボルを調べました。

① 大地の母としてのヘビ。女性性。
  大地に生きることから、地の神、水の神
  脱皮することから、死と再生
  地から宝石が取れることから、財宝

② その形から、男性のシンボル。男性性。生殖。

③ 人間の生命エネルギー
  クンダリーニ
  古代インドで生まれた哲学です。
  ムーラダーラ・チャクラに眠るクンダリーニは
  シャクティーという名の女神です。
  頭頂には男神のシバがいます。
  目覚めたシャクティーは夫のシバに会うためにスシュムナ管を
  昇って行きます。
  この二人が合一した時、ひとは覚醒して、悟りを得ます。

④ ウロボロスと混沌
  ウロボロスとは自分の尾を飲み込んで円を描いているヘビのことです。
  原初のカオス(混沌)と永遠のシンボルです。
  始まりも終わりもないもの。

⑤ 宇宙の真ん中のヘビ、世界ヘビ
  北欧の世界創造神話の中にミズガルズという蛇が出てきます。
  「ミズガルズ」とは「まん中のすむ所」を意味し、
  世界の中心を表すそうです。

  インド神話では、インドラ神が星占いをして、
  「全宇宙を支える世界蛇の頭」がどこにあるのかを探ったそうです。

⑥ アスクレピオス
  ギリシャの医療の神

  この神は紀元前にペストが荒れ狂ったローマに
  ヘビの姿で出現しました。
  この神のおかげで、ペストの流行はやみ、
  彼をたたえる神殿が建設されました。

  患者がその神殿で眠ると、この神が夢の中に現れ、診断を告げました。
  目覚めると、聖職者たちがその内容を解釈したそうです。
  この神はひげをはやした男性で、左手に杖を持っています。
  その杖には蛇が巻きついています。

  現在では、病院や薬局などのシンボルマークとして、
  木に二匹の蛇がらせんを描いたものがよく見受けられます。

  蛇が薬草のある所を知っているという伝説はいたるところにあります。

⑦ 人間に知恵をもたらすヘビ 
  古代メキシコ・アステカの神はケツアルコアトルと言う名で、
  「翼のあるヘビ」という意味です。

  古代マヤ族の神はククルカンと言い、やはり「翼のあるヘビ」
  という意味です。

  これらの神々は暦、建築、天文学、農業、薬などの文明を
  人々に教えてくれました。
  海から来て海に去って行きました。

  アダムとイブの話の中のヘビも有名です。

  エデンの園で幸せに暮らしていた二人はヤハウエ神から、
  「この木の実を食べたら死ぬので、けっして食べてはいけない。」と
  言われていました。

  ところが、蛇がイブに言いました。
  「君たちが死ぬことは絶対ないよ。
  神様は君たちがそれを食べると、君たちの眼がひらけ、神のようになり、
  善でも、悪でも一切が分かるようになるのをご存知なだけのことさ。」
                     (『蛇の宇宙史』矢島文夫)

  この件のせいで、ヘビは聖書の中では悪の象徴になりましたが、
  見方を変えると、人間に知恵をもたらした役割を持っています。

⑧ 日本の神話のヘビ
  『古事記』には野の神をカヤノヒメの神と言い、別名、
  ノヅチ(ヘビ)の神と言います。

  出雲大社では毎年イナサの浜で海へびを神様としてお迎えします。
  ご神体は龍蛇神です。
  この神社の神、大国主の命は医療農業を伝えた神でもあります。

  ヤマタノオロチは大河の化身です。

  三輪山の神は麗しい男になって、人間の若いヒメのところに通いました。

  などなど、日本でも女性、男性両方あり、
  医療などと世界に通ずるものもあります。

⑨ 虹のヘビ
  宮古島では、虹をティンパウと呼んで  いたそうです。
  ティンは「天」、パウは「ハブ」という意味で、
  虹を「天の蛇」と見ていた事がわかります。

  中国では、一本出た虹を「虹」と言い、二本出た虹は「蜺(げい)」と呼び、
  雌雄の二匹の蛇が頭を下にして水を飲みにくる形を表しているそうです。

  「虹の蛇」を夢にみた日本の女性がいます。
  いったいこれは何かと尋ねて回り、オーストラリアのアボリジニーについて
  書いた本にそれを見つけました。
  カレルという名前で呼ばれていて、神話や儀礼のなかで
  重要なはたらきをしています。
  造物主であり、豊穣の神だそうです。

⑩ ヘビの子孫と称する王たち
  古代インドのチュロ族は蛇の子孫と自ら称し、
  マハラジャ(大王)の紋章はコブラです。

  カンボジアのクメール族の初代の王はナーガ族(ヘビ族)の王の娘と
  結婚しています。

  ビルマではナーガ族の娘が卵を生み、その中から生まれた男の子が
  王家の始祖となっています。

  古代エジプトの王ファラオの紋章もコブラです。

⑪ 心の中に抑圧したもの
  無意識の中に押し込めていて、まだ直面できていない感情です。


 ざっと並べて見ましたが、「ヘビ」はこんなに多様性がありました。
 カオスから宇宙、陰、陽、大地、水、男、女、生殖、豊穣、権力、知恵、
医療、悟り、などなど。

ヘビは神として、あるいは忌むものとして、人類の歴史や文化中に、
ありとあらゆる姿をとって現れていました。

これを見ていると、心は日常を離れて、
何か宇宙や人類の発生の根源的なものへと
思いが拡大していきませんか。
どうやら「ヘビの夢」は太初のエネルギーを持っているようです。
 

それにしても、ヘビの話が沢山、ありましたねえ。
これでも一部です。
ヘビの夢を見たら、とりあえず、このページから探してみてください。
どれか、あてはまるかもしれません。


では、ここで、山崎さんの夢に戻ってみましょう。

沢山の星がキラキラと宇宙のようなところ。
ど真ん中からポッカリと一匹の蛇の頭がのぞいている夢をみました。


この夢は⑤の「宇宙の真ん中のヘビ」を思わせます。
古代の西欧に、このようなヘビが世界創造神話として語られていたのを
知る由もない女性が、この夢を見ました。

彼女は夢の中で時空を超えて、宇宙の始まりを見てきたのでしょうか。

夢のもつ摩訶不思議な力を見せられる思いです。
心の奥深くには世界に通ずるシンボルが存在します。
この夢はそれをよく教えてくれました。

それでは、次回はもうひとつのキーワード「マンダラ」について考察します。



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by yumemiryoku | 2009-12-03 21:13 | 5話 蛇ってなあに?

 これは過去世から持ち越した課題を教える夢? 


六月の夢
インドで、蓮の花の台の上に座っている釈迦らしき人。
また、日本で台上で瞑想する人をみました。


今度は仏教の夢です。

山崎さんによると、釈迦らしき人と日本の人とには深い縁が感じられたそうです。
インドと日本をつなぐ縁。
一本の糸。

インドで教えを受けた人が、日本でその教えを伝えているのでしょうか。
台の上にいるのですから、歴史上、名の残っている人かもしれません。

これと、山崎さん本人との関わりは分かりません。

これまでの諸問題が解決したことへの祝福かとも思いましたが、
この先の「テーマの提示」の夢の可能性もあるな、と思いました。


 山崎さんは、セミナーの柱の一つである瞑想をしようとすると、
「おしゃべりをしていたい。」と言って、避けていたのですが、
いったん瞑想を始めると深く集中して、必ずなにかのビジョンを見ました。

この集中力は過去世で手に入れたのではないかと
私は考えるようになりました。

夢で過去世が出て来たら、
その当時の未解決の課題が、現世で出て来ているよ。
というサインです。


言い換えると、今現在、何か問題にぶつかっている時、
過去世にその原因がある場合に、その過去世を夢で見せてくれるのです。

この夢そのものが彼女の過去世と言う訳ではありませんが、
どうやら、瞑想した時代があるのは間違いないと思いました。

過去世とインテリア

さて、過去世を知りたいけど、怖いという人も多いでしょう。
直接思い出さなくても、どんな時代に生きていたかは
その人の部屋のインテリアに表れたりします。

言い換えれば、過去世の時代を推測するのに、
インテリアはよい資料になります。

山崎さんの家のインテリアの特徴は、
花が野の姿を思わせるように、活けられている事です。
そして、蓮の花の写真やイラストがいくつも飾られています。
蓮の花は仏教に欠かせない花です。
家の中にいても、どこか、野の優しい風情の中にいるようなインテリアです。
彼女の過去世に、花を愛し、瞑想を愛した時代があるんだろうなと
思いました。


あなたの本棚にはどの時代の本がありますか?

本棚はその人の過去世を知るヒントになります。
過去に生きた時代の本が並べられていることがよくあります。

あなたの部屋に
  エジプトの本が並んでいませんか?
  竜馬の時代の本が並んでいますか?
  ヨーロッパの本が並んでいますか?
  仏教の本が並んでいますか?
  アジアの旅の本ですか?

こころ惹かれる時代はまず、関わりがあったと思っていいと思っています。

自分の過去世を知りたい人は部屋を見回して見ましょう。
きっと、ヒントが見つかるでしょう。


 さて、夢セミナーに戻りますが、この日は、
たまたま私も「密教と曼荼羅(まんだら)」の本を持参していました。

それを、食い入るように見ている山崎さんを不思議な思いで見ました。
やはり、この日は仏教がテーマの日だったんですね。

それから数日してメールがはいりました。

宇宙の真ん中にへびがいる!? 

七月の夢
沢山の星がキラキラと宇宙のようなところ。
ど真ん中からポッカリと一匹の蛇の頭がのぞいている夢をみました。


これは宇宙空間の夢です。

そのど真ん中に蛇の頭がのぞいている、という原初的な夢です。
ヘビは嫌いだと言っていた山崎さんですが、
ここではすでに、「ヘビ」は、恐ろしいものではなくなりました。

よくよく考えると、すごい夢です。
この夢はいったい何を象徴しているのでしょうか。


宇宙の仕組みを表すものに、曼荼羅というものがあります。

ルナがかつて、奈良県の天河神社を訪ねた時、
ちょうど曼荼羅の奉納があっていました。
若いカップルがその絵を持って来ていました。

ミュージシャンのグループがたまたま居合わせていて、
その中のアメリカ人のメンバーが、その絵を見て、
「これは何だ」と驚いていました。
それに答えて、日本人のメンバーが言いました。
「システム オブ ユニバース。」

まさに、曼荼羅とは「宇宙の仕組み」を表したものです。

普通は仏が沢山描かれていますが、それは擬人化されたものです。
ですから、それを拝観する時は、仏を見ると言うより、
その本質は何かと思って見て下さいね。

さてさて、この夢を解釈するためのキーワードは「ヘビ」と「マンダラ」です。
たいへん大きなテーマです。

次回はこれを詳しく見ていきましょう。
まずは、「ヘビ」からです。

「ヘビ」はホント、誰の夢にも出てくる不思議な存在です。



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 さて、今日はこの第4話を推敲してから、
『地球への旅人たち』の推敲をしました。

すると、その日の話は「過去世の夢を見る時」という題でした。
今日は、過去世の夢の話を二つUPすることになります。
共時性が起こりました。
驚きです。

そちらの方では、もう少し詳しく説明しています。
小説が苦手な人も、ここだけでも見たら、参考になると思いますよ。
第74話 です。
サイドバーからリンクしてます。
よかったら覗いて下さいね。       るな

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by yumemiryoku | 2009-12-01 22:17 | 4話 釈迦らしき人の夢

第4章 もう一つの夢セミナーの記録

第1話 分かれ道の夢 蛇の通せんぼの夢 

この章では、「スピリチュアル夢セミナー」の別のコースを紹介します。
不思議なタイミングで出会った、山崎さんと三井さんと私の三人で行いました。

山崎さんは、家の中で静かに過ごすタイプの女性です。
「夢見の始まり」はこうでした。
 
一月の夢
ふたつの道がありました。
ひとつは雲の上まで続くような道です。
もうひとつは、下を通る細いほそい道です。
「どちらがいいですか?」と尋ねられて、
「わたしは、下の道でいいです。ゆっくり、ゆっくり行きますから。」
と答えました。
その道からさらに下を覗くと、恐ろしい感じでしたが、
これでいいと思っています。


とてもわかり易い夢ですね。
いかにも夢見の始まりらしい夢です。

どうやら山崎さんには二つの道が示されましたが、
本人は下の細い道を選びました。
覗きこむのも恐ろしい世界が下にあります。

この時はピンと来なかったのですが、
前章で述べたような、「告知の夢」に近いものです。
本人が自ら選んだようになっていますが、
これからの苦難を暗示します。
苦難と言っても、前章の沖さんのような経済的な苦難とは
全く違う種類のものでした。

何らかの魂の課題を解決するために、
夢の中で、そんな厳しい道を選ぶのでしょう。


下の道とはどのような道でしょうか。
それは、夢セミナーと並行して明らかになって行きました。


ヘビが通せんぼする道

二月の夢 
道を歩いていくと、前に三匹の蛇がいて、思わず、
ぞっとして立ち止まりました。
戻ろうとすると、後ろにも蛇が三匹いて、どちらにも進めなくなりました。



 山崎さんはヘビはこわくて、身動きができなくなるそうです。
夢の話なのに、ひどく恐れています。
そして、前にも後ろにも進めず、立ち往生しています。

 それは現実でも同様でした。
現実の生活の中では、何が起こっているのでしょうか。

 山崎さんは少し前に仲の良かった友達が乳がんになって、
亡くなったばかりでした。
気功を習っていたのですが、その尊敬する先生も引越して行かれ、
これまでの愛する人々との交流が失われてしまい、
人生を一歩も踏み出せなくなっていました。

「なにか始めないといけないのに、何をしたらいいかわからない。」
という言葉がくりかえし出てきます。

 夢はそんな状態を見せてくれていたので、
その日の瞑想のテーマに選びました。

ルナ 今日の瞑想の中で、その道を進むとなにがあるのか、
    進んで見てください。
    ヘビを棒でつついてよけさせてもいいし、
    自分が道からはずれて迂回しても結構です。
    どうせ瞑想のなかです。
    噛まれたりしても現実ではないのです。
    なんとか、進んでみましょう。

そうして、瞑想をしました。

ルナ どうでしたか。
山崎 ヘビは怖くはありませんでした。
    ヘビをよけて、そうっと進みました。
    何の問題もありませんでした。
    ずうっと、道を進むと、社(やしろ)がありました。
    サルタヒコ神社でした。

 思いがけない展開でしたが、その日はそこで時間が来ました。
神社に辿り着くとは予想外でした。

 私は帰りながら、たくさんの解くべきテーマが示されているのを、
整理していました。
夢見の始めは、これからの人生のテーマを示してくる事があるので、
解釈は幾層にも絡まっていたりします。

まず、『  』はこれからの人生の進むべき方向を示しています。
分かれ道でなく、まっすぐの道でした。
しかし、山崎さんは立ち往生しています。
その原因は『ヘビ』です。
ヘビとは生命エネルギーのことでした。
クンダリーニとも言いました。

数字の『  』は、「心と身体と魂はひとつだ」という意味をもっています。

ヘビは合計六匹います。
『 6 』は導師やガイドの人を示します。
『 6 』にはさらに、クンダリーニがこれから昇って行くチャクラの数が
六つあるという事も思い起こさせられます。
また自分を中心に「6」が対称的に囲んでいるのは
マンダラの夢です。
精神的なバランスを取ってくれているのです。
(この辺りのキーワードを忘れた人は第一章を読み直してくださいね。)

 これらを見回すと、山崎さんの人生の立ち往生とは、
親しい人々との別れだけでなく、
潜在意識の深いところにある、
根源的なエネルギーからの呼びかけに戸惑った様子もうかがえます。


 これに加えて、瞑想で日本神話がでてきました。

彼女の夢はインド哲学、密教、日本神話と、シンボルが多岐にわたっています。
山崎さんの人生の行き詰まりの、原因が多層に存在していること
これから想像ができます。

さあ、一つ一つ見て行きましょう。



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by yumemiryoku | 2009-11-22 22:37 | 1話 分かれ道・蛇の通せんぼ

第3話  黒いヘビの夢


ヘビの夢ってなんだろう

福島さんがセミナーの四回目に発表した夢です。

居間の床に黒いヘビが何匹も入ろうとするのを払いのける夢を見ました。

ヘビの夢はけっこう誰でも見ます。
e0184648_14562769.jpgあなたも驚いて目が覚めた事はありませんか。
あまり気持ちのいいものではありませんよね。
いったい何のメッセージがあるのでしょうか。

この夢で調べたいシンボルは「居間の床」・「黒」・「ヘビ」です。    

「居間の床」の示すもの                         ツイストスクエア
『 家 』は自分自身の事で、一階は肉体や状況などの事でした。
「居間の床」は座る所ですから、
ここでは肉体の一番下の部分を示していると考えられます。
座って床と接触する部分は、尾骶骨の辺りです。

「 黒 」の示すもの
『 黒 』は無意識や未知なるものを表します。
「自分でまだ気付いていない部分があるよ」という事です。
ですから、黒色が出てきたら、自分の知らない側面なんだな、
どんな所だろうと考えて、その手掛かりを夢の中に探しましょう。
この夢の場合は、その手掛かりがさっきの尾骶骨とヘビです。

『ヘビ』ってなあに?
ヘビは、普通は男性のシンボルと考えますが、
もう一つ、夢の解釈上、大切な意味があります。
それは『ヘビ』とは「クンダリーニ・エネルギー」の象徴だという事です。
では、「クンダリーニ」ってなんでしょうか。

『クンダリーニ』ってなあに?
「クンダリーニ」とは私たちの生命エネルギーの事です。
それは性エネルギーでもあります。
若い時にはこのエネルギーを子孫を作るために使いますが、
本来は私たち人間がいきいきと生きるためのパワーの源です。

クンダリーニの語源は螺旋(らせん)という意味です。
クンダリーニは「三巻き半のとぐろを巻いたへび」として、
シンボル化されています。
これが尾骶骨のところに眠っている訳です。
現代風に言えば、螺旋状の生命エネルギーが尾骶骨の所にあるという事です。

これで解釈の準備が出来ました。もう一度夢を見直してみましょう。

居間の床に黒いヘビが何匹も入ろうとするのを払いのける夢を見ました。
シンボルを組み合わせて、置き換えると、
「尾骶骨の所に眠る未知のエネルギーが動き出そうとするのを、払いのけようとしている夢」
ということになります。

* * *

この「黒いヘビ」は本人に気付いてほしい事があって何匹も出て来ています。
ヘビは無意識の世界から現われて来ています。
無意識の世界には、いったい何が押し込まれているのか分かりません。
誰にでも恐ろしいものです。
ですから、福島さんもそれに直面するのが嫌で、払いのけようとしている。
そんな状況を表す夢です。


* * *

では本人はいったい何に直面したらいいのでしょうか。
その手がかりが尾骶骨にあります。            
 
  
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by yumemiryoku | 2008-12-28 00:00 | 第3話  黒いヘビの夢


尾骶骨にはどんな手掛かりがあるのだろう。

この問題を解くために、クンダリーニとチャクラの物語をしましょう。


クンダリーニは三巻き半のヘビの姿をとって、
尾骶骨の所で眠っていました。
ある時、何かのきっかけで目を覚ましました。
頭をもたげて見廻すと、上の方から一筋の光がこぼれてきます。
クンダリーニは本能的にそれを目指して、人間の背骨に沿って昇っていきました。
光は頭頂からのものでした。
そこでは女神が自分を待っています。
女神に会うためにクンダリーニは昇って行くのですが、
途中に五つの節があって、それが道を遮ります。
クンダリーニはそれを一つ一つクリアーして、昇って行き、
ようやく愛する女神と合体することが出来ました。


人のエネルギーは虹色に輝いている

物話の中で、クンダリーニの道を遮った五つの節が「チャクラ」です。
e0184648_16224353.jpgそれぞれに役割があり、色があります。
その色は虹の色と同じです。右の写真きれいでしょ。
これはローリンダ・アイリーンさんのイラストです。
チャクラの色のイメージが伝わって来ます。

人間は誰でもチャクラが虹色に輝く存在なのです。
ところが、人生でいろんな困難や苦しみがあると、この輝きが失われていきます。
すると、それが節となって、クンダリーニの前途を邪魔して行きます。
夢の解釈なのに、チャクラの事を知っておいた方がいいのは、
チャクラが私たちの感情と密接につながっているからです。


もう一度、福島さんの夢に戻りましょう。

居間の床に黒いヘビが何匹も入ろうとするのを払いのける夢を見ました。

クンダリーニとチャクラがこの夢のどこに出てきているか、もうお分かりですよね。
「居間の床」がチャクラのある所で、「黒いヘビ」がクンダリーニです。
この尾骶骨のチャクラを「ルートチャクラ」(根のチャクラ)と言います。

この夢をエネルギー的に解釈し直すと、こうなります。
ルートチャクラにある無意識に押し込んだ感情を浄化してほしいと言って、
クンダリーニが動き出そうとするのを、払いのける夢。


ルートチャクラにある無意識って何なの?

ルートチャクラの象徴する色は赤と黒です。

このチャクラは私たちを大地につなぎとめ、
たくましく生きる力を与えてくれています。
ここが活発だと生命力にあふれて生きる事が出来ます。
色はまさに燃える赤色の働きです。

そして、もう一つの色は黒色。そう、ヘビの色が黒でした。
ここは無意識の領域でもあるわけです。
無意識の中でも、特に無価値観が詰まっていて、
私たちの心に影響を与えています。

夢の中の黒いヘビはルートチャクラにある無価値観に気づいてほしいのです。 
 
それでは無価値観とはどんなものでしょうか。


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by yumemiryoku | 2008-12-27 00:00 | 第4話 クンダリとチャクラ

赤ん坊や妊娠の夢は新しく生まれ出るものの知らせです

福島さんは黒いヘビの夢を発表した後、つづけてもう一つの夢を話してくれました。
それはこんな夢でした。

土間に黒い炭がびっしり敷き詰めてありました。
乳児を抱いた母親が私の横に座っているので、
炭を燃やしてあげなきゃと思っていました。


ルナ 夢の中の登場人物はすべて自分の一部でしたね。e0184648_2126262.jpg
    ですから「母親」も「乳児」も自分の一部だと
    解釈します。
    『赤ちゃん』は「新しく生まれるアイデア」の
    シンボルです。
    ですから、「乳児を抱いた母親」とは
    「新しく生まれたものを抱いている自分」
    ということになります。
    これは何か新しい事が始まることを知らせる夢ですよ。       謎
    だって、赤ちゃんって、これから育てられて、
    愛されていく存在ですよね。

福島 そう言えば、主人が亡くなってから、時間の余裕が出て来ました。
    さて、何かしようかと思っている所です。

やはりこの夢は、これから福島さんの人生に
何か新しいものが登場する事を暗示しています。


「黒い炭」の『黒色』は「未知なるもの」のシンボルでした。
「炭」は火であり、浄化するものです。
「土間」は前話と同じルート・チャクラのあるところです。
炭の形状からして、これは黒いヘビのシリーズの夢です。

しかし、ヘビが炭に変わり、しかもびっしり敷き詰めてあるので、
何か、浄化されたような印象を受けます。
そして、福島さんはそれに火をつけて、母親すなわち自分自身を
暖めてあげようとしています。

この夢は心や身体の準備が整って、
新しいアイデアに向かおうとする状況を示しています。
黒いヘビの夢の後、何か心の整理がなされたのでしょう。
夢が一歩前進をしています。


いったい何が始まるのでしょうか。早く知りたいものです。

そこで、本人に考えてもらう事にしました。

ルナ では、宿題を出しましょうね。
    「もし、生まれ変わったら何がしたいか。」を考えて来てください。
    「来世で何でもできるとしたら、何がしたいですか?」
    そして、この人生、あと、どれくらいかわかりませんが、
    「今、その夢にチャレンジできないでしょうか?」
    若い頃にしたかった事。忘れてしまっていた夢。
    それらを思い出して、残りの人生で、一つでもやって見ませんか。
    それが自分を愛することの一つの方法でもあります。

* * *

二週間後のセミナーでは、福島さんは夢は覚えていないと発表されました。

ルナ では、前回の宿題についてはどうでしょうか。

福島 来世で何をしたいか。
    もう生まれ変わりたくないです。
    これからは、神や仏のそばにいて、御用をしながら、過ごしたいです。

ルナ そうですか。それも一つの選択ですよね。
    ところで、人間の歴史の中で、女性がやりたい事を自由にやれる時代は、
    今が初めてではないでしょうか。
    しかも、文化サークルや公民館など、手近なところで、
    たくさんの文化活動や運動がなされています。
    そういう時代に生まれて、やっと時間の余裕が出来て、
    好きな事をして過ごせるようになったのです。
    たくさんの可能性が待っています。
    夢では、何か新しいことを示唆しているようですが。

福島さんは自分を抑制するのが習慣となっていて、
人生の楽しみを受け入れる準備期間がもう少し必要なようです。


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by yumemiryoku | 2008-12-25 00:00 | 第6話 赤ん坊の夢