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第3話 黄金の仏頭の夢

児玉さんはどんどん夢を見始めました。

ずず汚れた白い袋から
黄金の阿弥陀如来の頭を取り出して祀りました。


児玉  「ずず汚れた」っていうのは方言で、
     「手垢で薄汚れた」という感じです。
ルナ  ああ、なんかよく雰囲気が分かりますねえ。
     でも、それに入ってたのが如来の頭ですか?
    
児玉 そうなんです。それを袋から出してるんです。
     いったい何なんでしょう。
ルナ ええ~。分かりませんねえ。  
    ただ、仏像って、生きてないでしょ。
    そう言う意味では、形だけで、心が生きていないとか、
    そんなニュアンスですよ。

「黄金の如来の頭」とはなんか、すごいのですが、
夢に出てくる「仏像」は
「偶像に対する思いは不自然である」と言う事を教えています。

仏教が本来、偶像を作る事を戒めていた事を考えると、
それがよく分かります。

スピリチュアルに生きるには、仏像や人を通さずに
自分自身でつながらねばならない事を夢は教えます。


阿弥陀如来」とは光を擬人化したものです。
「南無阿弥陀仏」というのは
「無限にある光に帰依します」という意味です。

仏像に帰依するのではなく、
自分の中の光、言いかえれば、あまねく遍在する光を
見つけるのが本来の意味だと思います。

」は物を入れるもの。隠すものです。
袋がずず汚れるまで、見えないようにしていたのでしょう。

その中には、形だけのものが入っていました。
貴い仏像ではありますが、命のないものです。
しかし、黄金色でした。
金色」は「内に秘めた宝。天賦の才能です。」

児玉さんの資質の中に、
何か「黄金の仏頭で象徴されるもの」がある事を示唆しています。

それを袋から取り出したのですから、
これから、それを命あるもの、心あるものに
変えていかねばなりません。

それが、今からの課題なのでしょうね。

これも、今答えが出るのもではなく、
生涯をかけて、追及するテーマです。



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by yumemiryoku | 2010-01-15 13:59 | 第3話 黄金の仏頭の夢