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第3話 節のある筒の夢

 ひとの身体には見えない筒がある!? 

山崎さんの夢

三月の夢
雲が空にあり、階段がその上に向かってずうっと続いていました。
それをゆっくり登っていくと、途中に扉がありました。
それを通り抜けると、まぶしい光に満ちていました。
わたしは、ゆっくりゆっくり、ひと休みしながら登りました。
ゆっくり。ゆっくり。

また、別の夢

筒があって、節がいくつかついていました。
ちょうど竹の節のような感じです。


いくつかのテーマが同時進行しています。

光への道の夢

一月の夢で山崎さんは二つに分かれた道の夢を見ました。
その時、彼女は下の方の怖げな道を選びました。
その続きの夢かもしれません。

「下の道」とどう関わっているのでしょうか。
たとえ、下の厳しい道を進んでも、その先には、やはり、
雲の上に到達する道がある事を教えられているのです。

山崎さんが選んだ下の厳しい道は、
心の奥深くに眠るマイナス感情や
魂の思い癖、
幼いころのトラウマを、
一つひとつ掘り起こしながら解き放って行く道である事が
このあと次第に明らかになって行きました。

それは精神的な解放への道という点でつらい道だけど、
やはりその先には光の世界が待っているのです。

人生は道の途中、真っ暗な時があります。
そんな時に、この夢を思い出すように
あらかじめ、見せてくれているのですね。

それでは、 
二つ目の夢「竹のように節のある筒」とは何でしょうか。

唐突で、解釈のしようがありません。
竹のように節がある筒を見たというだけです。

ところが、場のチカラとは、想像以上のものでした。


それについては、なんと、三井さんがヒントとなる夢を見ていました。

三井さんの夢

自分の内臓を見せられました。
立体でなく平面でした。
『筒』。
身体の正中線は筒なのだなと思いました。
娘は姿勢が悪いのでこの筒が通りにくいとも、思いました。


二人が同時に「筒」と言うので、
普段、そんな話を二人が話題にしているのかと思ってしまいました。
たまたま、同時期に見ているのです。

三井さんの夢は、教えの夢です。
ハイアーセルフが、彼女に必要な情報を伝えているのです。

自分の内臓を平面で見せられる。

そして、筒。

でも、「筒」と言っても、三井さんは何の話か分かりません。
これは、この日、こうやってルナがやって来て、夢セミナーをして説明をするのを、
二人の夢の作り手は知っていて、こんな夢を見せたと考えました。


二人の言う「節がある筒」とは、クンダリーニの昇って行く道の事です。

どうして、ヨガなどをしない二人がこんな夢を。

ルナは、スピリチュアル夢セミナーと銘打ちながらも、
こんな話をいきなり初めていいのかと、かなり戸惑いました。
心の受け入れ準備が出来ないと、
こういう話には拒否反応が出るのが普通だからです。

みなさん、この『夢見力』の始めの方の話を覚えていますか?
チャクラの話がいきなり出て来ましたよね。
その時も、こんな話をしていいのか、迷ったのですが、
夢を解釈するためにはどうしても必要でした。



第4話の「チャクラとクンダリーニの話」をもう一度ここに書きます。

クンダリーニは三巻き半のヘビの姿をとって、
尾骶骨の所で眠っていました。
ある時、何かのきっかけで目を覚ましました。

頭をもたげて見廻すと、上の方から一筋の光がこぼれてきます。

クンダリーニは本能的にそれを目指して、人間の背骨に沿って昇っていきました。

光は頭頂からのものでした。
そこでは女神が自分を待っています。

女神に会うためにクンダリーニは昇って行くのですが、
途中に五つの節があって、それが道を遮ります。

クンダリーニはそれを一つ一つクリアーして、昇って行き、
ようやく愛する女神と合体することが出来ました。



この『夢見力』を読んできてくれた方には
この話を初めて聞いた時と違って、ああ、そうだったのと言う人もあるでしょう。

この古代インドの神話が何を語っているのか、
なあるほどと、思う人もいるでしょう。

人間の背骨に沿った筒

これには、すでに、スシュムナ管という名前がついています。
途中に竹のように節があるそうです。
その節とはチャクラのある部分で、私たちの感情と密接につながっていて、
その感情の塊がクンダリーニが昇るのを妨げているのです。

これが山崎さんの夢の「節のある竹」のことです

二人は同じものを夢で見せられています。
ただ、それぞれの心に合わせて、微妙に変化して思い出されるだけです。

チャクラやクンダリーニやスシュムナ管など、
ヨガの専門用語は、
その道の人たちの間で語り継ぐものと思っていましたが、
普通の人たちの夢に出てくるのは私にとって新鮮な驚きでした。
これを私たちが理解する事が大切だという訳です。

ヨガは古代インドで生まれました。
日本には千年前にも、密教を通じて入って来ています。

クンダリーニとは生命エネルギーです。
ひとは誰でも青春期に活性化し、
子孫を残すためにこのエネルギーを利用します。

ベティ・べサーズによると、
更年期に再びこのエネルギーが活性化されるそうです。

その更年期にあたる二人がこれについて、
同時期に夢をみたのはよほど重要だという事です。

この目には見えないエネルギーは
人類に普遍的に存在するものだということを
夢は教えてくれています。
 
喉のチャクラの教え

山崎さんはこの一週間前に、喉のまわりがひどく痛んで、
熱も出て、寝込みました。

喉には喉のチャクラがあります。

このチャクラの一番のはたらきは「表現」です。

言葉で自分の思いを表現せずにいると、このチャクラが塞がってしまい、
ブロックとなって、クンダリーニが自由に昇って行くのを妨げる訳です。

すると、痛みやしこりのような症状が生じて来ます。
チャクラは病気の発生に関わっています。

 ちょうど、細いフィラメントの中を電気が通っていて、
抵抗があるところで、
発熱したり、発光したりするような感じです。

山崎さんの場合、町内会の集まりで控えめにして、
自分の意見を伝えなかったという事件があったようです。
そのために誤解が生じ、三井さんにずいぶん相談したようです。

 このようなケースの場合、アドバイスは一つしかありません。

自分の意見をきちんと伝えること、それだけです。

相手のプライドを傷つけないように言葉を選びながら、
「わたしは、こう思います。」と伝えるしかありません。

そうしないと、喉のチャクラが塞がって、
生命エネルギーが削がれるので、
バランスを取ろうとして、痛みや発熱で治すのです。

 痛みや発熱は健康を取り戻すための防御反応です。
大病に進む前に、自分の考え方や振る舞い方を点検することが、
健康へのスピリチュアルな対策です。
 

魂の持つテーマである「表現」に対し、
よい言葉を選んで勇気を出して表現するか、
それを実行せずに熱や痛みで表現するか。

私たちは常に選択を迫られています。
私たち日本人は、特に前者を体得する必要があります。

日本人は以心伝心を重んじて来たので、
言葉で表現する文化を育てて来ませんでした。

以心伝心の繊細な波動の文化を失いつつある私たちは、それに代わって、
よい言葉を使って人に伝える技術を身につけなければならなくなりました。

それは魂の求める進化の道でもあります。
今、逃れても、更に魂はそれを求めて来ます。
次にはもっと厳しくなってきます。

 勇気や知恵、いのりを総動員して、「表現すること」を
身につけていかねばなりません。
すると、人生はもっと喜びと調和と健康に満ちたものとなっていきます。

 山崎さんの「節のある筒」の夢は、こんな事を教えてくれました。

             * * *

 これらの一連の夢を見たあとで、
現実の生活では、山崎さんはご先祖のお墓の問題や、実家の仏壇の問題など、
ずっと気がかりになっていた事が、一斉に片がつきました。

そうしてみた夢が次の夢です。

五月の夢
家のトイレで大量の排泄をする夢を見ました。


トイレ』も「」なら「水」なので、感情の問題に関することです。
」ならひと「かたまりの問題」の解決と覚えておいて下さい。

そして、二日後の夢。

人の顔が出て来たのですが、猿とも人ともつかない顔でした。


ルナ それがサルタヒコの命のお顔ではありませんか。
三井 私もそう思います。
山崎 !!
 
本人は言われるまでは、ピンと来なかったようです。
こうして、夢を言葉にしてみると、思いがけなく、謎が解けたりします。

 冬から春にかけての、
夢と現実と神話が交錯した不思議なシリーズが
ここで一区切りつきました。

そうして、山崎さんには、また新しい夢のシリーズが始まりました。




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by yumemiryoku | 2009-11-30 20:23 | 3話 節のある筒の夢