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泣くな。心配せんでいい

苦難の人生の後に 

幸せの秘訣、教えてください。

 前日のお話の続きです。    

ルナ しあわせの秘訣は何だと思われますか?
沖   感謝ですねえ。
    ありがとうございますをいつも唱えています。
    仕事先は閉鎖病棟なので、出来るだけ明るくしています。  
    いつも、もっと優しくすればよかったと反省しながら、
    感謝しながらやってます。

    人生に逆らうと襲ってきます。

    川の流れのように任せるのがしあわせの秘訣だと思います。
    苦労して、神仏やご先祖さまに助けられて来ました。
    すがれば、何とかしてくれました。

    主人は病弱で入退院の繰り返しでした。

    私が五十六歳の時に亡くなりましたが、葬式代もなく、
    棺の前で一人泣きました。

    すると、主人の声がしたんです。
    「泣くな。心配せんでいい。」と。
    翌日は二百人近くの人たちがお別れに来てくれて、
    なんとかなったんです。


ご主人が亡くなって二週間ほどしてから、お嬢さんが夢を見たそうです。

雲の間から光がさしこんでいる。
その真ん中で亡き父がキラキラ光るグラスを持っている。
その中身はきっとお酒だと思った。
父の横には水があふれるように入った樽があり、
チョロチョロチョロと流れ出てる様な音も聞こえていた。
椅子に座った後姿の父はとても幸せそうだった。


沖  今は娘夫婦の家に世話になり、なんの心配事もありません。
   ですからお金は入って来るとパーッと使ってしまいます。

どうやら、店の経営時も現在も、
沖さんのお金は右から左へ流れて行くばかりです。
でも、しあわせのコツをつかむと、
同じ状態なのに気持ちが全く違っています。

人生とはこのようにわざわざ苦労して、真のしあわせとは何かを
体得する仕組みになっているんだなと思いました。


そうして、「歩く癒し系」と呼ばれるように磨かれて行くんだなと
思いながら帰りました。
ほんと、沖さんは会っているだけで、癒されちゃいます。


沖さんの話を伺っていると、人生に苦労している時は
神仏やご先祖がつねに見守っていてくれていて、
時には夢を通して励ましてくれたり、
奇跡にも思える現象を起こしたりしてくれているんだなと思いました。
人生のサポーターたちは私たち一人ひとりについているのがよくわかります。


苦労が人を磨くのは間違いないようです。
もし人が絶望に陥るとき、沖さんのような話を聞けば、
もう一歩、人生を歩むことができます。
私たちはひとりぼっちで生きているのではないのです。
夢はそのことを教えてくれました。

沖さんの夢、第一章の第26話「チョコとお布施の夢」で考えた
「カルマの返済」に当たるものは「助けられたことを人々に伝える」
と言う事かもしれません。

沖さんの体験はきっと、精神的に支えるものを失って漂流する現代人に
希望をつないでくれるものになるでしょう。


人生にはあらかじめ苦労が仕組まれている?

沖さんにとっては「大菩薩音峠の夢」が人生のこれからの苦労を
告げるものとして、一番心に残るものになっていました。
この夢の真意は苦労したあとでないと、わからなかったそうです。

 夢の中にはこのようにこれからの体験を告げるものが
あることを知りました。「告知夢」とでも名づけましょうか。

 これをよくよく考えると、沖さんの苦労は、
夢の方ではあらかじめわかっていたことになります。

つまり、沖さんの三年半のお金の苦労はもともと
人生に仕組まれていたのではないかと思われるのです

一年半たって売上が少なくなったときに店を閉める選択肢も
あったはずです。
その時点で抜け出せずに、苦労を限界までしてしまうように
仕向けられたのかも知れません。

いったい夢の目的はなんでしょうか。

 「大菩薩音峠」とは沖さんによると「死の入り口」を指すそうです。
菩薩の慈悲に助けられて歩む険しい峠だそうです。

 「南無○○」の「南無」とは「○○(仏や菩薩)に帰依します」という意味です。
浄化するトイレにあったのですから、
まさに神仏の助けにすがって浄化する道だったのでしよう。

 店を構えて経営して行く事は現代版の修行です。
経営者の苦労はなってみないとわからない厳しさがあります。

 この五年間は見えない世界からの加護を心の底から受け入れていくための
トレーニングだったのです。
避けたくなるような苦労も、助けられて乗り切るように仕組まれて
いたのでしょうか。

 今現在、苦労の荒海のただなかにいる人がたくさんいる事でしょう。
「なぜ、私だけが」と思いたくなるのですが、
一人ひとり苦労の種類が違うだけです。

人生とは元もと、見えないサポーターつきの苦労ゲームなのかも知れません。

 夢の中で真実を知り、解決のヒントを探り、癒されましょう。
そうして、再び荒海の中を漕いで行き続けましょう。



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by yumemiryoku | 2009-11-18 19:00 | 泣くな。心配せんでいい