カテゴリ:第24話 汽車、駅、事故の夢( 1 )

切符がうまく買えない夢

大井さんの三回目の発表です。

友達と汽車でK市へ行きました。
帰りには、友達は往復切符なのに、自分は片道切符でした。
駅でうまく切符が買えなくて困っていました。

るな 「友達」とは自分の一部を写し出しています。
    夢に出てきたら、その人のイメージを考えましょう。
    どんな印象の人ですか。
大井 マイペースの人ですね。

るな 今、自分の生活の中で、マイペースでやりたいのに、
    何かうまくいってない所がありますか。
大井 今、父の介護で、自分の時間が取れません。

るな 自分のやりたい事に割く時間がないのですね。
    無理をせず、待つ時なのでしょう。

夢の中で友達が出て来たら、その人はシンボルなのだと、まず考えます。
好きな人なら、その人の長所をあなたも持っています。
嫌いな人なら、その嫌いな所をあなたも持っています。
夢は友達の姿を借りて、あなたの特徴を見せてくれています。


大井さんの夢では友達が「マイペース」のシンボルだと分かりました。
ですから、日常でマイペースで出来ない事に注目して行きます。

乗り物は自分の状況を示していますが、外部との関わりも示します。
汽車バスなどの公共機関は特に社会との関わりを暗示します。
切符は新たな体験を手に入れるシンボルです。
はこれからの変化の地点です。

これらを総合して解釈して行きましょう。
社会的に関わる部分で、新しい体験、変化を求めているのに、
うまくいっていない。
マイペースで出来ないジレンマがある。

このように解釈出来ます。

介護に時間がとられて、ジレンマがあるのを夢は見せています。

あんまり忙しいと、自分の感情を忘れてしまいます。
喜怒哀楽は否定するものではなく、その都度感じる必要があります。
でも、それを無視し続けると、心がマヒしていき、
知らないうちに身体の方が病んでいくようになります。
感情と肉体は密接につながっているのですから。


大井さんはこの夢を解釈する事で、改めて、自分の感情を感じる時間を持ちました。
それで現実の時間が生まれる訳ではないのですが、
感情をおざなりには出来ないのです。
夢はそれがねらいです。



さて、それから一ヶ月後のセミナーです

 大井 6月に父が亡くなりました。それで、前回のセミナーは休みました。
その頃見た夢です。

主人の運転で助手席に座っていると、上から車が落ちて来て、
大事故になりました。
私は隙間に投げ出されて無傷でした。
その時、目の前を黄色い帽子と黄色いランドセルの子供が通りかかりました。
「わあーっ。初めてカラーの夢を見た。」と思って、助けを求めそびれました。

セミナーの途中でお父さんが亡くなりましたが、
介護を納得するまで十分にされたのでしょう。
随分落ち着いているように見受けられました。

亡くされた失意が事故の夢になったのかも知れないとの説明でした。

こんな夢を見たら誰でもびっくりします。
正夢かと心配してしまいますが、事故の夢を見ても心配しないで下さい。
それは何かの変化を教えているだけだからです。

転落する夢が教えるもの

夢見の始まりにはこのように
転落したり落下したりする夢を見るケースがあります。
それは、「これまでの価値観や考え方がひっくり変える」ことを意味しています。
もしかしたら、大井さんにとっての夢の価値が変わったのかも知れません。


黄色い帽子とランドセル

夢の中の登場人物はすべて自分ですから、この小学一年生も自分?
う~ん。
夢を見るようになったという点では確かに夢の学校の一年生かな。

ちなみに帽子はその人の演じている役割です。
その帽子は大井さんにはふさわしくありません。
これから大学まで行く可能性を見せてくれてる感じもしますよね。

それにしても、夢の中でカラーだと思ったのは面白いです。
夢の中で夢を見ていることを本人が意識しています。
明晰夢です。
夢の中で覚醒していると、
この本のテーマの一つの「ひらめき」を得やすい状態になります。
そのおかげか、現実世界でもひらめきや共時性が出てきました。
それは次回のお楽しみ。


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by yumemiryoku | 2009-10-14 19:28 | 第24話 汽車、駅、事故の夢