和歌文化のエロティシズム



昨日と今日と古事記建内宿禰(たけうちのすくね)を訳して出しました。
髪長姫を訳しながら、『ひもろぎ逍遥』によく登場する神功皇后
御子の応神天皇が、九州では生まれたばかりなのに、
その後のようすが描かれていると、大人になったなあ、と、
歴史がこれまでとは全く違って見えるようになりました。

髪長姫は日向の国の美人。
それを聞き付けて、そばに仕えさせようとしたのを、
息子の大雀(おおさざき)の命が見て、一目ぼれ。
しかも、二人はいきなり結ばれてしまう。
(その裏情報は『日本書紀』の方に書いてあります)

これを見てハラハラしましたよ。
だって、ヤマトタケルの巻では、お兄さんが同じ事をしたために、
あっさりと殺されていますから。
訳しながら心配してしまいました。

すると、応神天皇は寛大に、髪長姫を息子に与えて、
「二人の仲に気付かなかったのが残念だ」とまで言っています。
良かった…。
それにしても、天皇と皇太子の歌は、
どれもセクシーなお話を裏に込めていて、
うまく、ミカンの花のめしべや、沼やくい打ち、ジュンサイ採りなどと、
例えていて、和歌のシンボルの文化を改めて見直しました。

これまでの学者の方の訳と違って、ずっと大人の解釈をしました。
でも、この方が正確だと少々自負しています。
他の解釈本とは少し違ってるけど、ブログだから、ま、いいか。

『古事記の神々』の建内宿禰(2)です。
サイドバーからどうぞ。



★★★ ★★★ ★★★ ★★★ ★★★ ★★★ ★★★ ★★★
●●● ●●●●● ●●● ●●●●● ●●● ●●●●● ●●● 



[PR]
by yumemiryoku | 2010-07-29 21:03 | 日々のこと