第6話 過去生の夢が見たいんだけど


児玉 過去生が知りたいな。
ルナ うん。夢の中で見せてもらえる事があるよ。
児玉 ほんと?
ルナ でもね。過去生の夢を見るときには、  
    なにか解決しなきゃならないことがあって、
    その原因がその過去生にある時に見るみたいよ。
児玉 じゃあ、いいや。
ルナ …。

 過去生の夢はめったに見ることができませんが、
見るときは圧倒的な迫力なので、すぐにわかります。
衣装もその当時のものです。

この夢を見るときは、今、この人生で何かにつまずいてしまった時に、
その原因が過去生にあるのを教えられる時です。
その人生と同じパターンで行き詰まっているわけです。

今の時点からなら過去生も客観的に見ることが出来るので、
その課題を理解しやすくなります。



さて、「じゃあ、いいや。」と言った児玉さんですが、
この後、気功中に出て来ちゃいました。

この前、なにかとても華やかな格好をした貴婦人たち
が出て来たんですよ。
目をつぶっていて、ぱっと、一瞬だったんだけど。
   
ルナ 何があってたの?
児玉 舞踏会みたいで、銀色の髪を大きくこんな風に結い上げてね。
    後ろ姿だけでしたよ。

それから一、二ヶ月たった時です。


大きな館を出て帰っているところでした。
連れの女の人が
「あれだけ心をかけられたのだから、いいんじゃない。」
と言うのを、私は後ろを振り仰ぎながら
「身分が違いすぎるから、とうていだめなのよ。」
と言っていました。

ルナ どんな格好をしていたの?
児玉 こう、胸のところに白いレースがついていて、
    ベルベットのような青から紫のような色のドレスを着てる。
    スカートの丈は足首が出る程度で短め。普段着みたい。

ルナ お邸の前の庭はどんな感じ?
    左右対称のデザイン?それとも自然な感じ?
児玉 道は左右にきちんと刈り込みをした植え込みが続いてる。

ルナ 過去生の夢よね。
    たったワンシーンだけど、そこからいろいろ情報が出てくるんでしょ。

児玉 そうそう。大きなお邸の主の子息が
    私を好きだと思ってくれているのに、
    私は身分がとても低いので怖がっているんです。
    舞踏会シーンの人々が後ろ姿で見えるのは、
    身分が低くて、お供で来ているからだわ。

ルナ あなたはその人の愛を受け入れなくて、
    ほかの人と結婚したのね。
児玉 そう。身分が釣り合う人と。好きでもなかったのに。

ルナ 周りの人たちの嫉妬や悪意を想像しただけで、断念したのね。
児玉 そう。好きでもない人と結婚してから、
    ずうっと私はこんなに、あくせくと働かなくてすんだのに、
    と不満に思ってた。

ルナ 好きな人と結婚することより、周りの人への恐れを選んでしまい、
    一生後悔し続けたわけね。

人前に出る事を恐れるパターン。
その恐れが今また児玉さんの前に立ちふさがっているのです。
今度のテーマは、夢で教えられているように、
霊能を使って人々のお役に立つ事?
そうだとすると、これはある程度、人前に出る事になります。



ルナ 彼の名前はウィリアムでしょ。
児玉 なんで…(分かるの?)。

ルナ だって、よく北欧に行きたい、
    ウィリアムを探しに行きたいって言ってたじゃない。
    冗談で。
    冗談でもそんな名前がなんで出てくるの?
    自分では、馴染んだ名前でしょうけど、ほかの人には唐突な名前よ。

児玉 そう言えば、私って、これまで格闘技系のアニメが
    好きだったんですけど、
    この一年はハーレー・クイーンにはまってるんですよ。
    しかも、お城やドレスが出るものばかり。
   それに、最近はヨーロッパのお城めぐりがしたいなあと思ってる。

ルナ 過去生の名前はオデリーヌとか、オンデリーヌみたいな名前みたいよ。
児玉 髪は金髪でふわふわと巻き毛にして垂らしてる。
    この前、このままではだめと思って、髪を切ったんですよ。
    これまで長い髪が好きだったのは、
    この人の気持ちの影響を受けていたのかなあ。

ルナ 今世では霊能を使って、
    人々のお役に立つ使命があるのかも知れないって、
    夢を通して明らかになって来たけど、自分を信じられないのよね。

    過去生で、人前に出る事を恐れて愛する人と結ばれなかった
    という失敗が、魂のトラウマになっている。
 
    今世も、その能力で人前に出る可能性があるけど、
    自分を隠そうとするパターンが表れてきたので、
    その課題を乗り越える必要があるんでしょうね。

    夢で過去生が出てきたのは、
    その時乗り越えられなかった課題が再び出て来たから。

児玉 どうすれば?
ルナ まず、過去生の状況をさらに感じて見ること。
    彼女の感情を充分に感じ直すことから始めるといいよ。

児玉 わたし、ウィリアムなら、すれ違うだけで彼だと分かるわ。


 過去生の夢には独特の特徴があります

まず当時の服装がリアルに表現できます。
心情がとても詳しくわかります。
思い出せば思い出すほど、細部が見えてきます。
思い癖、口癖が今の自分と同じです。


ルナ あなたは「~すると怖い」ってよく言ってるけど。
児玉 え?そんな事言ってます?

本人は全く意識していなかったようです。
しかし、指摘されてからも何度か「怖い」という言葉を使ってしまい、
やっと自分の口癖に気づきました。

オンデリーヌは想像で作った「恐れ」に負けてしまいました。

この人生でオンデリーヌの恐れを無自覚に引きずったままでは、
人生からの新たなチャレンジを乗り越えられないようです。
まさに今、魂の思い癖である、
「人前に出るのだと想像するだけで怖くなるパターン」
を克服する時です。


夢はそのために過去生を教えてくれました。



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by yumemiryoku | 2010-02-05 13:24 | 第6話 過去生の夢が見たい