第5話 こころのエンドレステープ 

無価値観って何だろう。

 無価値観とは、
「私は生きる価値のない人間だ」e0184648_14445042.jpg
「私は大した人間ではない」
「望まれて生まれて来なかった」
「あの人なしでは生きていけない」
「あいつにだけは負けられない」
などと言うように、あるがままの自分に                
価値を見いだせない思いのことです。

無意識に人と比べてしまって、自分には価値がないんだと、     シャムロック
思い悩む経験は誰でもしています。
特に青春時代はこのなかにずっぽりと、はまり込んで、
なかなか抜け出せずに大変な思いをします。
いえ、いくつになってもこの苦しみは付きまといます。

本来、私たちは、あるがままで充分な存在なのです。
しかし、現代人はそれを忘れて、無価値観に翻弄されて生きています。
それが不必要な競争を生み出し、さらに不安へとかきたてていきます。

いつの間に、こんな無価値観などという、
役にも立たないものをしょい込むのでしょうか。


それは思いがけない所で刷り込まれたりします。
例えば、赤ちゃんの時。
女の子として生まれて来て、「男の子の方が良かった」などと言われた人は、
赤ちゃんであっても、「望まれて生まれて来なかったんだ」と、思い込んでしまいます。
そうして気づかないうちに、
「私は望まれていないんだ。愛される価値がない人間なんだ。私が悪いんだ」
と言う思い込みを心の奥深くにしまい込んでしまいます。
そのために、親に愛されたくて、一生懸命いい子になってみたり、
逆に、反抗してしまったりして、親が自分に関心を持ってくれているのか、
いつも確認しようとします。

このマイナスの思い込みに気がつかないでいると、それはいつか姿を現そうとします。
それは友達が出来たとき、恋人ができた時、
あるいは受験に失敗した時、就職した時、ライバルに負けた時など、
人と比較したり、人の評価が気になる時に、スイッチが入って暴れ出します。
そして、本人も望まぬ言動を引き起こしたりするのです。

この無価値観は潜在意識の中で、いつまでも繰り返すエンドレス・テープとなって、
夢や人生の困難に立ち向かう力を削いで行きます。
誰の心にも不必要なエンドレステープが回っています。

* * *

福島さんの「黒いヘビ」も、
今、人生を振り返ってほしいと言って現れて来ました。
お父さんやお母さん、ご主人との関わりの中で、
無理をして、いい子になったり、
自分を抑えつけたり、我慢したことがなかったか
見つめ直してほしいのです。
そうして、人生を一歩踏み出して欲しいのです。


* * *

あなたのこころの中では
どんなエンドレス・テープが繰り返されていますか。
それに気づく事が精神的な成長に欠かせません。
見つけるためには
口癖、思い癖、
人の言葉に対してのワンパターンの反応、
繰り返される夢のパターン、
等をリストアップしていく事です。
初めのうちはよく分かりません。
あまりに馴染み過ぎているからです。


* * *

それを見抜く力を養ってくれるのが、夢日記ですよ。
繰り返される嫌な夢はあなたにメッセージを送っています。
その言葉に耳を傾けてみましょう。


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by yumemiryoku | 2008-12-26 00:00 | 第5話心のエンドレステープ