第4話 クンダリーニとチャクラのお話
2008年 12月 27日尾骶骨にはどんな手掛かりがあるのだろう。
この問題を解くために、クンダリーニとチャクラの物語をしましょう。
クンダリーニは三巻き半のヘビの姿をとって、
尾骶骨の所で眠っていました。
ある時、何かのきっかけで目を覚ましました。
頭をもたげて見廻すと、上の方から一筋の光がこぼれてきます。
クンダリーニは本能的にそれを目指して、人間の背骨に沿って昇っていきました。
光は頭頂からのものでした。
そこでは女神が自分を待っています。
女神に会うためにクンダリーニは昇って行くのですが、
途中に五つの節があって、それが道を遮ります。
クンダリーニはそれを一つ一つクリアーして、昇って行き、
ようやく愛する女神と合体することが出来ました。
人のエネルギーは虹色に輝いている
物話の中で、クンダリーニの道を遮った五つの節が「チャクラ」です。
それぞれに役割があり、色があります。
その色は虹の色と同じです。右の写真きれいでしょ。
これはローリンダ・アイリーンさんのイラストです。
チャクラの色のイメージが伝わって来ます。
人間は誰でもチャクラが虹色に輝く存在なのです。
ところが、人生でいろんな困難や苦しみがあると、この輝きが失われていきます。
すると、それが節となって、クンダリーニの前途を邪魔して行きます。
夢の解釈なのに、チャクラの事を知っておいた方がいいのは、
チャクラが私たちの感情と密接につながっているからです。
もう一度、福島さんの夢に戻りましょう。
居間の床に黒いヘビが何匹も入ろうとするのを払いのける夢を見ました。
クンダリーニとチャクラがこの夢のどこに出てきているか、もうお分かりですよね。
「居間の床」がチャクラのある所で、「黒いヘビ」がクンダリーニです。
この尾骶骨のチャクラを「ルートチャクラ」(根のチャクラ)と言います。
この夢をエネルギー的に解釈し直すと、こうなります。
ルートチャクラにある無意識に押し込んだ感情を浄化してほしいと言って、
クンダリーニが動き出そうとするのを、払いのける夢。
ルートチャクラにある無意識って何なの?
ルートチャクラの象徴する色は赤と黒です。
このチャクラは私たちを大地につなぎとめ、
たくましく生きる力を与えてくれています。
ここが活発だと生命力にあふれて生きる事が出来ます。
色はまさに燃える赤色の働きです。
そして、もう一つの色は黒色。そう、ヘビの色が黒でした。
ここは無意識の領域でもあるわけです。
無意識の中でも、特に無価値観が詰まっていて、
私たちの心に影響を与えています。
夢の中の黒いヘビはルートチャクラにある無価値観に気づいてほしいのです。
それでは無価値観とはどんなものでしょうか。
by yumemiryoku
| 2008-12-27 00:00
| 第4話 クンダリとチャクラ